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トランス式ACアダプタを分解してみた

ジャンクの AC アダプタを分解してみました。

定格9Vなのに、12VでているACアダプタ

この AC アダプタ、定格出力は DC 9V 1.5A なのですが、実際に出力電圧を計ってみると無負荷で 12V ほどあります。で、容量が 1.5A にしては大きくて重い。
多分これはトランス式の AC アダプタだろうと予想し、ちょうど電源トランスがひとつ欲しいなと思っていた meyon さんは、この AC アダプタを分解してみることにしました。

ちなみに、こうした AC アダプタのようなモールドされたケースをどうやって開けるか?
接合部分を小型のノコギリで切ります。それだけ (^_^;)
もちろん、中の部品などを傷つけないように注意しなければなりませんよ。

予想通り、中から電源トランスと基板がでてきました。

センタータップ付きのトランスとダイオードによる両波整流回路、平滑用コンデンサ、放電用抵抗、もう一つの部品はヒューズのようです。

これでは定格電圧なんてまったくあてになりませんね。専用の機器なら問題ないのですが、他に流用するときは十分注意しないと、IC などを破壊することになりかねません。

回路図

教科書に出てくるような両波整流回路です。
なお、表示してある電圧は実測値を元にしたものです。

これはこのままで 12V 電源として利用できそうですね。電源トランスがあることで 100V 側と絶縁されていることがメリット。これを利用した回路を、今度作ってみましょう。

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