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ジャンク箱の?モータを回してみる

ジャンク箱の?モータ

meyon のジャンク箱にあったモータらしき部品。

軸を手で回すと、クックックックッと段階的に動くので、たぶんステッピングモータなんだろーなと思っています。
わかっていることは、大型のレーザプリンタの何かを駆動していたものらしいことと、電源が DC24V だってこと。

コネクタは 6 ピン。ステッピングモータならユニポーラってことになるのかな。

こいつ、回せます? できるでしょ、たぶん (^_^;)

型式表示から規格をググリング

型式表示の「NMB-MAT」と「42L048 …」を手がかりにググってみると、ミネベアミツミというメーカーのステッピングモータにたどり着きました。

ジャンク箱の?モータは、ほぼ間違いなくステッピングモータのようです。
カスタマイズされているようなので、この規格がそのままあてはまるものではありませんが、概要はわかりそうです。

標準品 | PM ステッピングモーター | ミネベアミツミ製品サイト
「標準品 | PM ステッピングモーター」の製品カテゴリページです。ミネベアミツミ(株)製品サイト

型式の「42」は、モータの直径。実測値は 42mm です。

次の「L」はモータサイズに対するトルク範囲で、PM42L の場合は 400~700 x10-4 Nm 。駆動速度が速くなるほどトルクは減少するそうです。

「048」はステップ数 48 を表します。1 回転を 48 ステップに分割するので、1 ステップは 7.5 度です。

励磁方式は 2-2 相。駆動方式はユニポーラ定電圧。なんのこっちゃ (^_^;) ここらあたりについては、実際に動かしながら確認してみましょう。
パルス周期については明確じゃないんだけど、モータの選定資料の周波数 – トルク曲線で PM42L は 200~1000Hz となっています。周期にすると 5~1ms ですね。

コイルの抵抗は、PM42L の場合 2.4Ω ~ 1000Ω の範囲で設定されます。
実測値は 12Ω でした。DC24V を印加すると 2A の電流が流れることになります。電力として 48W 。うーん、大きいなぁ (^_^;)

ハーネスを作る

ハーネスを作る

接続方式がコネクタになっているので、とりあえずハーネスを作りましょう。

コネクタピンのピッチは 2mm です。
PH コネクタでいけるかなと思って用意したのですが、うーん、形がちょっと違う。でもまぁ、突起部分を削っちゃえばなんとかなるでしょ (^_^;)

ってんで、ハーネス、できた。電線色に意味は、ない。

とにかく回してみる

ステッピングモータをスイッチで回す

このモータがユニポーラのステッピングモータならば、左の回路で、押しボタンスイッチを上から順番に押していくと回るはず。下から順に押せば逆回転するはず。

どうしてそうなるかは、グーグル先生に聞いて下さい m(_ _;)m

ちなみに、24V 電源がないので 12V で動かしています。まぁ無負荷の実験だし、問題ないっしょ (^_^;)

ってことで押してみると、想定通りに回りました。トルクも十分ありそうですから、12V 駆動でもオッケーじゃね。

面白がっていろいろ動かしてたら、モータ、かなり熱くなります。許容表面温度は 105℃ だそうです。火傷しないように、ご注意下さい。

次回は!モータシリーズ第 3 弾 踊るステッパ

ということで、ジャンク箱にあったこの?モータは間違いなくステッピングモータでした。

次回は、このステッピングモータを回す回路とスケッチを作ってみることにしましょう。

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