ちゃんと勉強しなかった俺 meyon の、三角関数に関するノートです。記事の内容に数学的な厳密さはありませんので、ご容赦を。
この記事は随時加筆更新します。(最終更新日時 2025.01.20 01:27)
三角関数の定義
半径 r の円において、
円の方程式 (三平方の定理)
半径 r = 1 の円 (単位円) で考えると、
sinθ は y 座標、cosθ は x 座標
tanθ は動径の傾き、直線 x =1 と交わる点の y 座標
単位円の方程式
三角関数の相互関係
(1) 、 より
(2) 、、 より
(3) より
90° – θ の三角関数
tan(90°ーθ ) は、
tan(90°ーθ )=sin(90°ーθ ) / cos(90°ーθ )
としても導出できる。
鈍角の三角関数
鈍角であっても三角関数の定義に変わりはない。
相互関係も同じ。
180°-θ の三角関数
90°+θ の三角関数
公式から、
sin( 90°+θ )=sin{180°ー ( 90°ーθ )}
として導出することもできる。
180°+θ の三角関数
公式から、
sin(180°+θ )=sin{ 90°+( 90°+θ )}
として導出することもできる。
正弦定理
△ABC において、辺 BC、CA、AB の長さをそれぞれ a、b、c で表し、∠A、∠B、∠C の大きさをそれぞれ A、B、C で表す。また、外接円の半径を R とする。
他の辺についても同様なので、
である。また、
のようにも書くことができる。
A が鋭角、直角、鈍角の場合について考える。
(1) A<90° のとき
a =2R sinD である。円周角の定理よりD=A なので、
(2) A=90° のとき
a =2R =2R sin90° として、
(3) A>90° のとき
四角形 ABDC は円に内接しているので、向かい合う角の和は 180°、つまり A+D=180° である。
したがって、D =180°ーA より
a =2R sinD =2R sin(180°ーA ) なので、
余弦定理
△ABC において、
他の辺についても同様なので、
である。
A、B がともに鋭角の場合、B が鈍角の場合、C が鈍角の場合について考える。
(1) 0°<A<90° 、0°<B<90° のとき
三平方の定理より a2=BH2+CH2 である。
a2 =(c ーb cosA)2+(b sinA)2
=c2 ー2bc cosA+b2 (cos2A+sin2A) なので、
(2) 90°≦B<180° のとき
a2=(b cosAーc)2+(b sinA)2
=b2(cos2A+sin2A)ー2bc cosA+c2 なので、
B=90° のとき、b cosA=c なので、
a2=b2+c2 ー2c2 =b2ーc2 である。
(3) 90°≦A<180° のとき
a2=(ーb cosA+c)2+(b sinA)2
=b2(cos2A+sin2A)ー2bc cosA+c2 なので、
A=90° のとき、cosA=0 なので、
a2=b2+c2 である。