2003年12月23日

穏やかな暮の休日

北陸の暮の晴れた日は「拾いもの」といわれるくらいに貴重なもの。掃除するにしても何をするにしても、ぐずついたお天気では気持ちも進まない。でも今日は、「拾いもの」の一日だった。ぱっと晴れわたるってことはないが、雲の切れ間から青空が見え、ときおりお日様も顔を出す。正月準備にはよい休日だった。

毎年、俺はとりたてて正月準備などしないのだが、今年は母が入院しているせいかなにやら慌ただしい。
今日は仏壇の掃除をした。仏教徒だと自分のことを言いながら、俺はあまり仏壇に手を合わせない。でも、母がいないこの一ヶ月あまりは、毎朝南無阿弥陀仏と唱えるのが日課になっていた。休日にはテープに合せてだがお経も読む。歳とともにそんなことに面倒くささを感じなくなってきている自分が面白いと思う。

そろそろ母が退院してくるだろう。茶の間に移動していたサーバマシンを、元あった縁側へ戻した。母が座る場所を占領していたからね。うーん、正月を迎えるというより、退院してくる母を迎える準備といった感もあるが、それはそれでおめでたいじゃないか。

投稿者 meyon : 2003年12月23日 20:44 | Diary 2004

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