2005年08月08日

賞金114万円に当選!

んなわきゃねーだろ。
いまだにこんなくだらないダイレクトメールに騙される人がいるのかと思うと、ちょっと憂鬱なおいらです。
差出人は、アワード・バリフィケーション・ビューロー(Award Verification Bureau) 。


まずは表面。

ぱっと見ると、賞金19万円が6回にわたり、計114万円支払われるように思えるけど、「申込書を、あなたが10日以内に返送されますと、190,000円の賞金請求資格が有効になります」と書いてある。賞金を請求する資格ができるだけ。

で、「当選者には、期日の一週間前に当選賞金が小切手で送られ」るそうだけど、申込書を送るだけでは「賞金請求登録者」に過ぎないわけで、どうすれば当選するのかは、書かれてない。
「○○様、急いでください。1,140,000円の賞金は、当選請求番号を持った人に支払われることが保証されています」 あくまでも、おいらに支払われることが保証されているわけじゃないのだ。

んでもって、「天然ダイヤモンドカットCZがはめ込まれた14金メッキのエレガントなデザインのブレスレッドを4,500円でお届けすることを保証」してくれるのだそうな。ダイヤモンドのブレスレッドじゃないよ。ダイヤモンドカットCZという得体の知れないのがはめ込まれた金メッキのブレスレッドだ。安物のブレスレッドを売りつける商売らしい。

裏面。

「この証書は機械で処理しますので、折り曲げたり、汚したりしないでください」と書いてあるすぐ下で、折り曲げて封筒に入れてくるんだもんなぁ。折れ曲がっているので無効ですって言われるな、これ。

で、中央の細かい文字でかかれた部分。ここが臭いよ。

「郵便で通知された方にのみ資格があります」 このDM、郵便で届いたのかなぁ。封筒に消印も何もないんだけど。
「法律によって禁止されている場合は無効となります」 該当するかどうかわからないけど、海外宝くじみたいなのは禁止されているよね。
「提供者は意図的に75歳以上の方や繰り返し懸賞に参加している方々をマーケットの対象としていません」 あー、おいらの名簿、どこで手に入れたん?懸賞応募者の名簿だったりしてさ。
「ひとつの懸賞確認番号がすでに選ばれています」 おいらの番号はすでに選ばれていないわけね。
「主催者は申込書の紛失、盗難、郵便事情での遅延、印刷の誤字誤植や事務的な誤りなどの一切の責任は負いません」 申込書がどこかへ消えることもあるのだろうなぁ。日常茶飯事だったりして。
「主催者は31日間の返済保証をしています」 でも、返済を希望するときはカナダまでエアメールを送らないといけない。で、手続きに2〜4週間かかるらしい。カナダまでエアメールって何日かかる?標準で3日だよ。手続きに28日かかって、きわどく31日間を超過する予定。

で、この「広告は英語から日本語に翻訳されたもの」だから、誤解を生じたときは「英語の広告が有効となります」 だったら英文を併記しろよな。だいたいすべての文章が翻訳っぽく書かれているけど、ほとんど意味不明。

安物のブレスレッドを買わされるだけならまだいいが、これでクレジット番号と署名を贈呈してしまったら、きっと悲惨な目にあっちゃうのだろうな。そう考えると、こわひ。

返送用の封筒。

15日以内に届けろと日本語で書いてあるけど、カナダで通用するんだろうか?
ところで、10日以内に返送しないと請求資格が有効にならないんじゃなかったっけ? 15日以内じゃ間にあわないじゃん。


ああ、まぐまぐの懸賞でも当たらんかしらん(^_^;)

投稿者 meyon : 2005年08月08日 23:57 | Diary 2005

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