2005年08月30日
工担D1種17年春 第2問(4)
IEEE802.2 ： 論理リンク制御(LLC)
MAC(媒体アクセス制御)機能が異なるLANにつながれている情報機器間でデータをやりとりするために、MACの違いを吸収する機能。データリンク層の上部に位置する。
HDLCのフレーム形式
| 開始フラグ | アドレス | 制御 | 情報 | FCS | 終了フラグ |
| (8) | (8) | (8) | (任意) | (16) | (8) |
制御部のフレームの種類とビット構成
| フレームの種類 | 制御部のビット構成 | 略称 | ||||
| b1 | b2 | b3 b4 | b5 | b6 b7 b8 | ||
| 情報フレーム | 0 | N(S) | P/F | N(R) | Iフレーム | |
| 監視フレーム | 1 | 0 | S | P/F | N(R) | Sフレーム |
| 非番号制フレーム | 1 | 1 | M | P/F | M | Uフレーム |
P/F ： コマンドの場合 P(poll) ビット、レスポンスの場合 F(final) ビットとなる
N(S) ： 送信順序番号
N(R) ： 受信順序番号
送受信順序番号は、I フレームには N(S) と N(R) の両方があるが、S フレームは N(R) のみ
S ： S フレームのコマンド/レスポンス
M ： U フレームのコマンド/レスポンス
情報 (I) フレーム ： b1="0" のフレーム。N(S) に自分が送信する情報フレームの順序番号を付けて送出。ブロック抜けと二重取り込みの防止を行う。N(R) によって、受信番号の1つ前の送信番号の I フレームまでを受信したことを通知する。
監視 (S) フレーム ： b1b2="10" のフレーム。情報フレームに対するレスポンスと伝送制御用のコマンド。受信順序番号のみを持つ。
非番号制 (U) フレーム ： b1b2="11" のフレームで、順序番号はつかない。モード設定、切断、異常状態の通報など。
(日本ブロードバンドKURE JBC 技術講座より)
解答は、(エ)=��
投稿者 meyon : 2005年08月30日 23:45 | NW試験合格への道