2003年11月22日

メールサーバをサービスで稼働

これまでは ArGoSoft Mail Server というメールサーバを使っていました。このソフト、日本語の解説のページも多くて、設定も簡単。でも、機能はそれなりにしっかりしているようで、イントラネットなんかでもわりと使われていたりするようです。実際使ってみて、ほぉメールサーバとはこーゆーものかと、理解するにはとってもいいソフトでしたね。初めてメールサーバを立ち上げる人にお勧めです。
しかし、ただひとつ問題がありました。今回はサーバソフトを Windows2000 のサービスとして動かそうと考えています。そうすればログオンしなくてもサーバが稼働しますし、サーバマシンを一時的にクライアントとして利用するのに都合がいい。ところが、この ArGoSoft Mail Server のフリーウエア版はサービスに対応していないのです。上位の有料のものだとサービスで使えるらしいのですが、単なる好奇心のためのサーバ構築に費用はかけたくないわけで。
そこで息子から仕入れた情報。「普通のソフトをサービスで動かすためのソフトがあるよ。」
で、インターネットで探してみた。見つけたのは「sexe」と「Execsvc」の二つ。sexe はとっても簡単なソフトです。Execsvc はいろいろ設定があってちょっと難しいですが、ログをとれたりと機能も豊富。でもどちらもソフトをサービスとして動かすという点では差はないみたい感じです。それなら簡単なほうが良いわけで、さっそく sexe でメールサーバを動かしてみたのですが。
たしかにメールサーバはサービスとして稼働できました。使えますよこれ。が、なぜかメールが送れない、届かない。使えないじゃん、これ。原因はファイアウォールにありました。ファイアウォールが、メールサーバが起動していることを感知してくれなくて、ポート25のパケットを阻止しちゃってくれてます。しっかり働いてくれているわけですが、うーん、余計な動作なんだよなぁ。
「ディスクトップとの対話を許可する」ことにすると、ログオンしたときに起動は認識してくれるようになるんだけど、サーバマシンの起動時にはダメ。しかも、ログオフするとサービスも停止してしまう。これじゃサービスの意味がない。まぁファイアウォール側でポート25を通してやればいいんだろうけど、このファイアウォール、なんか設定がいまいちよくわからんし、わからんままに設定すると肝心のところで穴が開きそうだからいやらしい。悩ましい。ちなみに、この不具合は Execsvc でも同様に発生します。
でだ、なら初めからサービスに対応したメールサーバならうまく動くんじゃないかと。実際、同時にサービス化を試していた FTP サーバのほうは何の問題なく動いていたんですよ。

そんなわけで、メールサーバを XMail に変えてみることにしました。なんだか難しそうだけどね。・・・不定期に続く

投稿者 meyon : 2003年11月22日 22:49 | 移行エントリー

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