2005年10月16日

「四月の雪」

「つまらなかったわ」
観終わった後、妻が言った。
「そう?俺は良かったと思うけれど」
俺は、淡々と流れるストーリに十分引き込まれていた。

たしかにストーリーが大きく展開することもないし、感動するようなシーンもない。台詞もとても少ない。でも、インスとソヨンの心の動きがよく感じられて、「切ない」ラブストーリーとしてとてもよくできた作品だったと思う。好き嫌いがあるかもしれないな。
それから、ペヨンジュンとソンイェジンのベッドシーンがけっこう話題になってたけど、それに期待するとたぶんがっかりする(^_^;) 撮影に何時間もかけたというわりには、大したことない。でも、二人の止められない想いを表現するには十分過ぎたと思う。

で、予告編を見ていたときには考えもしなかったのだけれど、映画を見ながら気づいたこと。
事故を起こしたインスの妻とソヨンの夫がともに死んでしまえば、インスとソヨンの恋には何の障害もなかったはず。でもそうはならないから、二人の恋はますます切ないのだね。

4月になり雪が降った日に電話のベルが鳴った。あの電話はどちらからかけたのだろうか。

投稿者 meyon : 2005年10月16日 18:55 | 映画・ドラマ

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