2006年01月05日
メールサーバ Qpopper 編
postfix だけではメールの送信しかできません。POP受信用に Qpopper を使用します。
Synapitcパッケージマネージャから Qpopper をインストールします。インストールすると inetd.conf が書き換えられるので、inet を再起動します。サービスの設定で、inet を停止、起動。もしくはコマンドで、
# service inet restart
を実行します。
Qpopper の設定は何もありません。これで終わりです。
メールクライアントの設定ですが、サーバに設定したユーザーがそのままメールのユーザーになります。
メールアドレス:user@meyon.mail.net
パスワード:(user のパスワード)
SMTPサーバ:192.168.0.100
POP3サーバ:192.168.0.100
そうそう、サーバマシンのIPアドレスですが、当初DHCPを有効にしていましたが、メールサーバにするためにアドレスを固定しています。このあたりはネットワークの基本的なことなので割愛。ちなみに、クライアントの hosts ファイルを設定すれば名前解決できますので、サーバをドメイン名で設定できますね。
以上で、LAN内でのメールのやり取りはできるようになっていると思います。俺が仕事で必要としているメールサーバは、外部とのメールのやり取りは必要ないのでこれで十分なのですが、まぁせっかくの自宅メールサーバなので、次は外部とのやり取りもできるようにすることにしましょう。
投稿者 meyon : 2006年01月05日 21:30 | Linux を使う