2004年11月30日

「日本語の中のパッチム」

日本語の中のパッチム

日本語の撥音はすべて「ん」で表されるが、その発音に、n、m、ng の違いがあることや、促音「っ」がそれに続く音によって、k、s、t、p などに変化することは、少しばかり日本語の発音に関心を持っている人なら知っていることだろうと思う。
でも、そのことと韓国語のパッチムとのことを改めて説明されると、ふむ、なるほど、と思わずガッテンしてしまう。やっぱり日本語と韓国語は似ているのだと。

しかし、――いや、まだ俺は韓国語のことはよくわからないのだが、わからないなりに感じるのは、日本語の撥音や促音は他の音と同じだけの発音する時間を所有しているところが、韓国語のパッチムとは異なるのではないかってこと。
日本語では「ん」も「っ」も一つの音としてしっかり存在している。
対して、韓国語のパッチムは音として存在しなかったり、リエゾンして他の音と一つになったりして、パッチムそのものに発音する時間を持たないことがあるようだ。

「韓国ツレヅレ」の著者は、韓国で大学院の非常勤講師をしながら翻訳の仕事をされているかりゆし5535さんです。韓国語や韓国での生活についてとても楽しく書かれています。

投稿者 meyon : 2004年11月30日 23:52 | 韓国語勉強ノート

コメント

リンクありがとうございます。
日本に住んでいる日本人の方の意見はとても参考になります。
韓国に長く住んでいると、日本の感覚がずれているのに自分で気づかないことがありますから。^^

ときどき遊びに来ますね。

投稿者 かりゆし5535 : 2004年12月02日 14:09

meyon's STUDY