2005年01月29日

湯涌温泉

お天気が良いので妻とぶらりとでかけることにした。低気圧が近づいていてフェーン現象になっているため、気温も高く4月ごろの陽気だそうだ。
行き先は決めていなかったが、なんとなく犀川の上流の方へ向かう。大きな墓地のある野田山を越え、竹の子の産地の別所を通り過ぎて山を下ると、犀川峡温泉のあるところへ出る。運動公園があり、そこで遊ぼうかと思ったが一面の雪。このあたりはやはり雪深く、運動公園も冬季間は閉鎖になっていた。

湯涌温泉の町並み犀川を渡り小立野台へ上がる。犀川と浅野川に挟まれた大道割を走るうちに湯涌温泉へ行こうかと思い立った。湯涌温泉には金沢を愛した竹久夢二の記念館がある。とりあえずそこへ向かおう。

到着した湯涌温泉にはテレビ局の中継車がきていた。どうやら明日は氷室の仕込らしい。夕方からのニュース番組で湯涌温泉から中継するようだ。竹久夢二館の無料駐車場のわずかな空きスペースに車を突っ込む。こーゆーとき軽自動車は楽でいい。ちょっとした空きにも楽に駐車できるからね。

氷室夢二館の近くから階段を上ったところに薬師堂がある。その境内に氷室があった。氷室のことは知っていたが、実際にここへ来るのは初めてだ。
思ったより小さいなって思ったけれど、これをいっぱいにするだけの雪の量はかなりのものだろう。コンクリート製らしい氷室の内壁には保温材が貼られている。江戸時代、夏に将軍家へ雪を献上したという歴史のある氷室だけれども、やっぱりちょっと近代的になっているのね(^_^;)

明日はここにいっぱいの雪が仕込まれる。この暖かいお天気からはにわかに信じられないが、明日から大雪の予報。こんなときはやっぱりたくさん降って欲しいと思う、ご都合主義のおいらであった。

足湯 「足湯はないの?」
妻のリクエストに案内マップを見る。と、あるじゃん。
足湯には誰もいなかった。ここじゃ人気ないのかな? ねぇなんか冷たいんじゃないの、って手を入れてみると、ほのかに暖かい。さっそく靴を脱ぎ足を浸ける。たしかにぬるい。でもとりあえず温泉気分。妻と二人で並んで足湯に浸かり、しばし休息の時間を過ごした。

投稿者 meyon : 2005年01月29日 19:05 | 道の駅ドライブ

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