2005年07月08日
「電車男」の感想を読む
そろそろ「電車男」ネタも終わりにしようかと思うのだけど。
RSSリーダーで電車男を観た人たちの感想を集めて読んで見たのだけれど、評価はずいぶん分かれている感じだね。
多くあったのは、ドラマの作り方や、オタクやちゃねらーたちの描き方に不満を感じて、面白くないと評する人たち。もうひとつは、涙流して観たという人たち。俺、自分が涙流しながら観ていたのは特別かなと思っていたけれど、どうもそうでもないみたい。
俺、ちょっと思ったんだけど、実話だとか、2chに書き込まれた話だとか、オタクだとか、アキバ系だとか、そういったことにこだわりを持っている人たちは、自分の持っているイメージとドラマの中の表現形式が異なることに違和感を覚えるのじゃないかしらん。
それに対して、剛司の、社会的な位置とか待遇とか、たとえば、今日が自分の誕生日なのに家族すらそれを忘れてしまっているような状況に、自分自身をダブらせてしまう俺がいる。でも、ネットで出会った人たちは、そんな自分のことを、まるで旧知の友人のように暖かく迎えてくれて、励まし、応援してくれる。そんな人と人との関係をドラマの中にみて、俺は涙が出てくるのだな。
伊東美咲が制作発表の席で話したような、ゆっくりだけど、一歩一歩進んでいく二人の恋の話を、俺は期待しているし、やっぱりラブコメディは、オーソドックスで、不器用な、純愛物語であってほしいと願うのよ。
投稿者 meyon : 2005年07月08日 22:24 | 映画・ドラマ