2005年08月02日

nekosogiFtpd のインストールと設定

nekosogiFtpd の設定について、簡単に書いておきます。

ダウンロードとインストール
nekosogiFtpd は、NekosogiFtpd - NekosogiFtpdからダウンロードできます。私がダウンロードしたのは NekosogiFtpd Ver2.05 でした。
LHA書庫ファイルですので、そのまま適当なフォルダに解凍します。レジストリを使用していないようなので、インストールはそれで終わりです。

起動とシステム設定
nekosogiftpd.exe をダブルクリックすると起動します。
メニューの「設定」-「システム」を開きます。基本的には変更するところはないようですが、私は次の点を変更しました。
  1. 「ログ」タブの、「すべてのコマンドのログをとる」にチェック
  2. 「未登録IDの接続」タブの、未登録IDアクセス時「拒否する」にチェック

ユーザー登録
メニューの「設定」-「ユーザーリスト」を開きます。
「追加」ボタンを押し、「ユーザー」タブからユーザー名とパスワードを入力します。登録したユーザーからのアクセスのみを許可する予定なので、「パスワードを要求する」にチェックが入っていることを確認。
「ディレクトリ操作」タブから、追加ボタンを押す。ユーザーに公開するフォルダを選択して「OK」。追加したフォルダがリストに登録されますので、それを選択して「homeに設定」ボタンを押すと、ホームディレクトリが追加したフォルダに変更されます。これを忘れると、アクセスしたユーザーがとんでもないフォルダに入ってしまいますので、きちんと設定しましょう。
ディレクトリとファイルに許可する動作にチェックを入れます。私の場合は、「レートフリー」以外すべてチェックしてます。
「制限」タブは、必要に応じて設定します。自分だけが利用するなら同時接続数を 1 にしておけば良いかもしれませんね。私は特に変更してません。

サーバの起動
設定ができたら、メニューの「接続」から「接続/切断」をクリックします。サーバが動き出します。

この段階で、LAN 内のクライアントから接続して、しっかり動作をチェックしましょう。
指定したフォルダ以外にアクセスできないこと、許可していない動作ができないこと、登録していないユーザー(特に anonymous)がアクセスできないことなど、禁止されていることのチェックが大切です。

サービスで動かす
メニューの「設定」-「システム」をクリックして「システム設定」を開きます。「システム」タブから「Advance」ボタンを押して、「サービスに登録」ボタンを押します。
あとは、管理ツールのサービスで、nekosogiftpd を自動にして開始すれば、サービスで動き出します。サービス稼動中も、nekosogiftpd.exe を起動すれば、接続状況の監視やユーザー登録ができます。

FTP サーバの公開
公開といっても、外部からアクセスできるようにするってことです。
ルーターとファイアウォールの設定をすれば終わりです。って、これがあんがい難しかったりする(^_^;) ですが、ここでは割愛します。
公開したら、FTPサーバテストを利用させていただいて、外部からアクセスできることを確認しましょう。なお、テスト用に仮のユーザーを作ることを忘れないでください。登録した正規のユーザーのユーザー名やパスワードを使ってはいけません。

さて、あとは自宅を出て、会社などからアクセスしてテストします。ローカルでテストしたときと同じように、禁止されている動作ができなければ OK ですね。
できるはずのことができない? それはまぁ、ゆっくり考えましょう(^_^;)

投稿者 meyon : 2005年08月02日 23:53 | Weblog を自宅サーバで

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