特に何かをやらかしたわけではない、はずなんだけど。突然 Arduino UNO に書き込みができなくなった。
ソフトな対応じゃ直らねぇぞ
ググってみると、
「リセットしろ」
リセットしたけど直らねぇ。
USB 挿しなおしても、IDE を再起動しても、パソコン再起動しても、直らねぇ (T_T)
「ボードが間違っている」
「ポートが間違っている」
「配線が間違っている」
「中華なボードはドライバ入れろ」
今の今まで動いていて、修正したスケッチ書き込もうとしただけなんだから、間違ってるって言われてもねぇ。
それに、俺の UNO は正規品だっちゅーの (^_^;)
ハードウェアの故障を疑ってみた
トランジスタのベースに電源突っ込んじゃって臭〜いニオイがぁ〜〜、なんてことよくやるので、いろいろやっているうちに変なところに変な電圧ぶち込んじゃったのかもしれん (^_^;)
ってことで、ハードウェアの故障を疑って、確認してみました。
まず、テスターで各デジタルピンの導通をチェックします。
通常は導通のないデジタルピンですが、D1 ピンだけ対 GND で 15Ω ほどを示していました。対 +5V でも 55Ω 程度と低い値です。
USB ケーブルを挿すと、ブートします。パソコンから認識もできます。
通常なら D0 ピンと D1 ピンは 5V 出ているはずだけど、D1 ピンだけ 0.8V ほどしかありません。他のデジタルピンは 0V でした。
どうやら D1 ピンがおかしいようです。この D1 ピンは通信を行なっている TXD ですから、IDE が「応答ねぇんだよ、(゚Д゚)ゴルァ!!」と文句たれるのも頷けます。
AVR を取り外して単体で導通を調べると、D1 ピンに繋がっている 3 番に導通がありました。
AVR を外した状態の Arduino 基板の D1 ピンには導通はありません。電源を入れると 5V の出力がありました。
ってことで、AVR (ATMEGA328P) の故障だと判断しました。
しばらくお蔵入りってことで
この Arduino UNO は「永久保証」なので、修理に出すこともできます。
でもね、まぁ AVR の交換で終わるだろうと思うけど、妙な代替品が送られてくる可能性がないでもない。「永久保証」というのは「新品交換」とは違いますから。
AVR の交換ぐらい難しいことではありませんね、やったことないけど (^_^;)
次に何かのパーツを購入するときに、一緒に ATMEGA328P も注文しましょう。それまで、この UNO 君はお蔵入りです。