リウマチを発症した妻が、朝、布団から起き上がれずにもがいていた、らしい (;´Д`)
これ、いわゆる「ナースコール」が必要なパターンじゃん。
ってことで、Amazon でワイヤレスのチャイムを物色してみました。
なかなかいいなと思うんですが、この製品、メーカーが PHYSEN で、型番が CWSOS 。それ以外は、よくわからない。だいたいやねぇ、無線機器なのに技適マークがあるのかの表記すらない。下手すりゃ電波法違反で使えないかもしれないぞ。
そんな、まま Amazon に存在する、ちょっと怪しげな中国製です。
なのに、なぜこれを選んだ? それは、電池です。価格です。セット内容です。
受信機はコンセントに直接挿すタイプ。
送信機は普通のボタン電池 CR2032 で、あまり見かけない 12V とかの電池ではない。
技適マークについては、ダメならダメで適技、いや、適宜に…… (;´Д`)
あとは、使ってみりゃわかるっしょ、たぶん。
ってことで、注文。翌々日に着荷。
製品をチェック
内容物は写真 1 のとおり。受信機 2 台と送信機 3 台の 3T2 というセットです。送信機用のストラップと何に使うのかわからないドライバーも入っていました。
ユーザーマニュアルのタイトルは「Wireless Doorbell」。英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、日本語、スペイン語で記述されています。
日本語は、ありがちな下手くそ日本語ですが、意味は十分通じます。ただし、他の接続機器の説明も混ざっていますので、うまく取捨選択することが必要です。
受信機のケースに印刷された銘板。
型式も製造番号もありません。
箱に貼られていたシールに「SWSOSJPW-3T2」という表示がありました。これが型式でしょうか。そのあとに 6 桁の数字。これは製造番号? いやぁ、年月日のような気がする。
メーカーは SUNSEA 商事株式会社 。う〜む…
技適に関して、〒マーク、Rマーク、技適番号の表示がありますので、電波法上は問題ないんだろうと思います。
PSE マークもありますね。
技適番号から検索した会社名は Shenzhen Forrinx Electronics Co., Ltd. 。こちらのサイトには、似たような形の Wireless Doorbell 製品が載っています。ここが製造元のようです。
送信機の電池を確認するために、カバーを開けてみました。
が、これ、防水構造のためにかなり難しい。
写真下側の引っかかり部分が、簡単には外れない。かなり慎重にやらないと、破損します。再取付も、ちょっとした工作腕がないとうまくいかないんじゃないか、ってレベル。
写真右のカバーの周辺に、防水用の黒いパッキンが入っているのが見えますね。これがあるために、カバーを取り付けようとすると反発してくる。基板は固定されていませんから、押しボタンカバーと基板を正しい位置に置いて、パッキン部分の溝をきちんと合わせる必要があります。
で、さらなる問題。
Amazon サイトには、ボタン電池は CR2032 となっていましたが、実際に付いていたのは CR2016 です。このタイプは手持ちに 1 個ありましたけど、たぶんこれ、ホームセンターで在庫切れだったので Amazon で購入したもの。ちょっと一般的じゃないかなぁ、って。
送信機の電池は、いざというときに電池切れなんてことのないように、定期的に交換が必要でしょう。どれくらい持つのかは、今後のチェック項目です。
もちろん、毎日の動作テストは欠かせませんね。
チャイム音の変更
送信機 3 台はすべて、受信機 2 台を鳴動するように設定されています。音は「ピンポン」という普通のチャイム音。そのままで良ければ、設定は必要ないです。
送信機ごとに音を変えたいといった場合には、ペアリンク設定をやり直します。
側面の押しボタンスイッチは 3 つあります。上 (写真では左側) から、Forward button 、Back button 、Volume control です。
Forward button を 5 秒間長押しすると、送信機とのペアリングがクリアされます。ペアリングを解除するときはこの操作が必要ですが、複数の送信機が全部クリアされます。
必要に応じてどうぞ。
Forward button または Back button を押すと、チャイム音やメロディーを選択することができます。
好きな音を選択したら Volume button を 5 秒間長押し。ポンと音が鳴ったら、5 秒以内に送信機のボタンを押す。選んだ音が鳴り、ペアリング完了です。
送信機ごとに設定が必要なので、受信機 1 台に対して送信機 3 台をそれぞれ設定します。受信機は 2 台ありますから、都合 6 回の設定操作が必要になります。
使用してみて
受信機の設置場所は、居間と寝室。送信機は、居間と寝室とトイレにぶら下げてあります。風呂と台所はインターホンがあるので、そちらを利用しています。
動作はまったく問題なし。いつでもコールできることは、かなりの安心感がありますね。
翌朝、寝室からのコールがありました。トイレに行きたいから起こしてほしいって (^_^;)
1人では起き上がるのが難しくなっています。症状の進行が早いです。