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7セグメントLEDを点灯してみる

7 セグメント LED で L チカしてみましょう。
毎度すみませんが、7 セグメント LED についてはグーグル先生に尋ねて下さいね (^_^;)

手元にあるのは KW1-391KSB で、アノードコモンです。
Aruduino の紹介ページなどでは、Arduino から直接駆動するためにカソードコモンの 7 セグメント LED がよく出てきます。でも、Arduino はシンク回路でも使えます (「Arduino / Lチカはどうしてチカチカするのか」) からアノードコモンでも利用できます。要は手元にあるものをうまく使ってみてくださいってことです。

とりあえず点灯させてみる

データシートによるとセグメントの最大電流は 40mA で、20mA 流したときの順方向電圧は 1.85V です。

そんなに明るく点灯させる必要もありませんので、セグメントあたり 10mA として抵抗は R = ( 5 – 1.85 ) / 10 = 0.32 KΩ 。330Ω があればそれで良いのですが、手元の抵抗器は E3 系列なので 470Ω を使いました。
実測値では電流 7mA 、順方向電圧 1.74V でした。

左図の回路で、スイッチを ON するとそれに応じたセグメントが点灯します。点灯するセグメントの組み合わせを調整すれば、数字を表示させることができます。

実験したブレッドボードです。

ちなみに、この 7 セグメント LED のピンは左右にでているので、ブレッドボード上で 2 つ以上並べることができないんです。それが難点 (^_^;)

下の DIP スイッチを ON するとセグメントが点灯します。スイッチの 12347 を ON していますので、数字の「3」を表示しています。
写真ではちょっとわかりにくいですが、実際にはしっかり点灯していますので、電流的には十分だと思います。

7 セグメント LED は全体の電流値に注意

7 セグメント LED を Arduino で点灯させるとき、セグメントあたり 20mA 流すとすると、全点灯時 160mA 流れることになります。
Arduino に流せる電流は自分自身が消費する電流も含めて最大 200mA なので、デジタルピンで扱える電流は 100mA 程度。7 セグメント LED を全点灯させるには不足しています。

今回の回路ではセグメントあたり 7mA なので問題はないですが、Arduino への負担を少なくするために、毎度おなじみのトランジスタによる駆動回路をつけることにしましょう。

トランジスタで駆動する

トランジスタによる駆動回路をつけたのが左図ですが、特に説明することもありませんね。毎度の NPN トランジスタによる LED 駆動回路です。
カソードコモンの場合は PNP トランジスタを使えばいいです。

コレクタ電流は 7mA 。増幅率を 40 として、ベース電流は 0.18mA です。ベースエミッタ間抵抗 10KΩ に流れる電流は 0.07mA ですから、合わせて 0.25mA 。
したがってベース抵抗は R = ( 5.0 – 0.7 ) / 0.25 = 17.2KΩ ですから、10KΩ としました。

なお、この回路は実際には組み立てていません。あとでデコーダなども試してみようと考えているので、そのときに合わせて使ってみるつもりです。

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